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歩くと言っても、大斎原までは500mほど。せいぜい5分程度で着く。
横断歩道を渡り、車道から1本中に入って、田んぼのあぜ道を行けば、目の前に大きな鳥居が見える。
もちろん後世になって建てられたものだが、これこそが大斎原へ向かう目印。有名な大鳥居だ。
↓道のずっと向こうに……見えた?
↓顔がはっきり写ってしまったので、ちょいと加工。
↓高っ。そして金色の紋は毎度おなじみの八咫烏。
いや、それにしても大きいな。真下に立って、見上げる。首が痛い。
スマホのカメラを向ける。全くもって画面に収まらなかった。
一礼して、中に入って行く。鳥居も大きいが、参道に並ぶ木も背が高い。
しばらく行くと、視界が開けた。なるほど、これは広大だ。木々にぐるりと囲まれた敷地は、今は芝生が生えていて、ちょっとした公園のようになっている。
入り口から見て右半分が、やや盛り上がっている。よく見れば、石垣で作った土台がある。この分が少し上がっているのだ。
おそらく、この土台部分にお社が並んでいたのだろう。脳内で、勝手にCG再現をして遊んでみる。うん、これは荘厳だと思う。
その土台の中心に、小さな祠がある。水害で流された神様を祀る祠だ。
何となくできた列に並んで、順番が回ってきたところでお参りをした。
熊野に来た報告と、あとはまあ……無心で手を合わせるなどして。
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