小田原の友人に会いに行く&もちろん箱根も~2日目~→’22.06.18

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小田原の友人に会いに行く&もちろん箱根も~2日目~→’22.06.18

 〇朝食  起床。少し時間を置いてから、温泉に向かう。  中には誰もいない。貸し切り状態だった。  湯船にゆっくり身を沈める。やはり朝に回して正解だった。  夜更かしをせず、早めに就寝するメリットはもう1つある。  ズバリ、朝食の時間にキチンとお腹を空かせておけることだ。これはホテルの宿泊において、超重要事項と位置付けられる。  さらに、バイキング形式ともなれば、何が何でも朝食に全エネルギーを向ける必要がある。例え、お腹との交渉が決裂し空腹に間に合わずとも、そこは食べるべきだ。  今回泊まったホテルの朝食もまた、バイキング形式である。  ホテル自体がそんなに大きくなく、しかも感染対策として時間帯をずらし、客を二手に分けているので、規模は小さめだ。種類も必要最低限、と言ったところか。  実は、これはこれでありがたかったりする。  たくさん種類があって選び放題、普段食べないメニューがズラリという状況は、食いしん坊にとって幸せ以外の何物でもない。  しかし現実とは悲しいもので、それら全てを堪能するには絶対的に胃袋が足りないのだ。  そもそも、ご飯とパンが並んでいる時点で、両方食べようとすると2食なのである。1日3食とは一体。ま、食べるけど。  さらに、ご飯のおかずに魚、海苔、漬物などなど。これらを全部食べようと思ったら、一体何度おかわりをする必要があるのかという話だ。ま、おかわりするけど。  卵料理もしかり。スクランブルエッグ、目玉焼き、卵焼き。どれか選べと言われているのだ。最初から全て1人が全て食べる想定のされてないラインナップだとは思わないか。ま、食べるけど。  幸せの裏には、こんな悩ましい思いも潜んでいるわけであり。  その点、品数が少なめだと、ほぼ全部食べられるという、また別の幸せが私のもとへ来てくれるのだ。  いつも気になってはいるけど、優先順位の関係で手が出せないカレー、お腹の余力を考えて、1品を控えめにする必要もない。 198810d3-558a-419b-97d0-9e91a964317a  何というべきか。普通に美味しい。特別豪華な食事ではないけど、自分で作らずともこれが出てきたらすごく嬉しい。そんな美味しさ。ああ、美味しい給食を食べた時の嬉しさに近いかもしれない。  この後、コーヒーを飲むからついでに、という名目で、パンも食べた。  クロワッサン、美味しかったなあ……。
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