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さあ、青岸渡寺の次は、いよいよ熊野那智大社だ。
長かった、うん。
お寺の敷地と神社の敷地は隣接しており、鳥居をくぐると、もうすぐそこだ。
時刻は15時過ぎ。閉門が17時と考えると、割と遅めの時間ではある。だが、さすがは有名観光地、人がわんさかいた。
私が歩いてきた裏ルートではなく、参道から上がってきた人たちだ。
彼らに合流する形で列に並び、お参りをする。
↓熊野那智大社。
↓出ました、毎度おなじみ八咫烏。
写真を撮る前に、社務所に寄ればよかったと思った。
当然、御朱印待ちの人もいる。申し込んで、すぐ返ってくるわけもない。番号札を渡された。
さすがに疲れた。座ろう。
社務所そばの木のベンチに座る。
天気はややくもり。季節はまだ2月だから、日が徐々に傾いてくる時間だ。少し冷たい風が気持ちいい。
いやあ、よく歩いた。
書き終わったとて、あちらから呼ばれるわけではない。後からわかったが、どうも参拝の前に預けて、帰りにもらっていくというパターンだったらしい。
仕方ないので、何となく参拝したくらいの時間をやり過ごし、何となく戻ってきましたよ、という空気を出しながら、窓口に戻った。
狙い通り、私の御朱印帳は戻ってきた。よかった。これでまだですよ、と言われたらすごすごと引き下がり、再び何となくの空気を作って向かわなければならない。
「いひひ」
タイミングよく、御朱印がいっぱいになったので、那智で新しい御朱印帳をゲットした。
伊勢の内宮、山形の立石寺に続き、3代目の御朱印帳だ。
この真っ白いページが、たくさんの御朱印で埋まることを願ってやまない。
↓御朱印帳の表紙。那智とくればやっぱり滝よね。
↓こちらは裏。熊野とくればやっぱりカラスよね。![4e942967-2ab5-43c0-a9a9-7cdd8f8c6504](https://img.estar.jp/public/user_upload/4e942967-2ab5-43c0-a9a9-7cdd8f8c6504.JPEG?width=800&format=jpg)
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