熊野の熊野による、熊野のための熊野詣~24.02.24~

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 さあ、青岸渡寺の次は、いよいよ熊野那智大社だ。  長かった、うん。  お寺の敷地と神社の敷地は隣接しており、鳥居をくぐると、もうすぐそこだ。  時刻は15時過ぎ。閉門が17時と考えると、割と遅めの時間ではある。だが、さすがは有名観光地、人がわんさかいた。  私が歩いてきた裏ルートではなく、参道から上がってきた人たちだ。 彼らに合流する形で列に並び、お参りをする。 ↓熊野那智大社。95604f14-e260-4b1e-a3b3-e5f336546c38 ↓出ました、毎度おなじみ八咫烏。aa72f132-1002-49da-a7ee-f815dbc31cbf  写真を撮る前に、社務所に寄ればよかったと思った。  当然、御朱印待ちの人もいる。申し込んで、すぐ返ってくるわけもない。番号札を渡された。  さすがに疲れた。座ろう。  社務所そばの木のベンチに座る。  天気はややくもり。季節はまだ2月だから、日が徐々に傾いてくる時間だ。少し冷たい風が気持ちいい。  いやあ、よく歩いた。  書き終わったとて、あちらから呼ばれるわけではない。後からわかったが、どうも参拝の前に預けて、帰りにもらっていくというパターンだったらしい。  仕方ないので、何となく参拝したくらいの時間をやり過ごし、何となく戻ってきましたよ、という空気を出しながら、窓口に戻った。  狙い通り、私の御朱印帳は戻ってきた。よかった。これでまだですよ、と言われたらすごすごと引き下がり、再び何となくの空気を作って向かわなければならない。 「いひひ」  タイミングよく、御朱印がいっぱいになったので、那智で新しい御朱印帳をゲットした。  伊勢の内宮、山形の立石寺に続き、3代目の御朱印帳だ。  この真っ白いページが、たくさんの御朱印で埋まることを願ってやまない。 ↓御朱印帳の表紙。那智とくればやっぱり滝よね。0e623784-5164-434b-b397-46d2a1455ac3 ↓こちらは裏。熊野とくればやっぱりカラスよね。4e942967-2ab5-43c0-a9a9-7cdd8f8c6504
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