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先に述べた源平合戦において、ご存知の通り平氏は負けて、源氏に追われることになる。
平家一門、全員が捕らわれたわけではなく、意外とあちこちに逃れて隠れて、その後も生き延びた人たちがいる。
平重盛(平清盛の子)の妹、妙雲禅尼もその1人。
彼女はこの塩原まで逃れて、隠居の居として草庵を結び、釈迦如来像を安置したと言われている。それに起因して建てられたお寺が、妙雲寺だ。
現在は牡丹が有名で、時期になるとぼたん祭りが開かれるという。
なお、時期は5月中旬から末にかけて。
4月末に訪れた私は、微妙にタイミングを外したわけである。
まあ、いいさ。混むよりは牡丹がなくても、綺麗な境内を堪能できる方が、ずっと嬉しい。
そう、牡丹はなくとも、木々や滝や庭で充分心が洗われるのだ。
↓駐車場から来たので、東参道より参拝。
↓本堂。
お参りをし、御朱印をもらい、どれ見てみようと歩き始める。
本堂の左を抜けると、常楽の滝という名の、小さな滝があった。
前回訪れた熊野(私じゃない)では、大迫力に全振りした那智の滝を見たわけだが、こういう小ぢんまりした滝も大好物だ。
↓常楽の滝というらしい。
↓お庭も綺麗だったのよ。![5112b689-07c2-4456-a9be-c7c829726c0b](https://img.estar.jp/public/user_upload/5112b689-07c2-4456-a9be-c7c829726c0b.JPEG?width=800&format=jpg)
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