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高校の頃の
日記が出てきた
甘く切ない
恋心がつづられていた
俺はフラれ
想いは届かず
その後浪人
予備校生
同じ予備校なのに
彼女には
逢わずじまい
その苦しい想いが
つづられた
最後の
彼女への言及
「彼女は女神であった」で
終わってた
届かぬ想いは
合格と共に
密かに
パンドラの箱へ
収められた
もう二度と開くことのない
パンドラの箱
当時はそう
思っていたが
開けて驚き
苦笑い
懐かしい
曖昧な
切ない
甘酸っぱい想い
もう
あの頃の
俺には
戻れない
街ゆく
カップル
みていると
遥か彼方の
俺を思い出し
センチメンタル
入ってる
それでいい
彼女は
永遠の
星なのだから
さようなら
我が青春
若かりし頃の
永遠の想い出
ずっと遠くへ
ずっと遥かに
ありがとう
ありがとう
ありがとう
Fin
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