泣きたい夜は

1/1
前へ
/100ページ
次へ

泣きたい夜は

少し冷たい布団に潜り、横になる。目を閉じれば今日の反省が頭の中を巡った。一言余計だったな、もっと注意していれば。止まない思考は連想ゲームのように昔のことまで思い出させた。 溢れた涙が目尻を伝い、枕を濡らす。こんな夜は心に身を委ねよう。そのうちきっと、疲れて眠ってしまえるのだから。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加