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独特な考えについて行けず、ため息をつく。
本人は、すっかり普段に戻って、チョビに触れる。
『もう少しで乾くね』
「そうだね」
『ひなた、おいで』
総司さんは大きく手を広げて誘う。
「っいきなり呼び捨て」
『ひなたさん、おいで』
総司さんはいい直して誘う。
「えっと」
『ひなた、来いよ』
最終的に呼び捨てと命令口調になる。
渋々、総司さんに寄ると、やっぱり抱き締められる。
「苦しいよ」
『で、答えは?』
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