シャルル・ノディエ 『ヴァンパイア』

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シャルル・ノディエ 『ヴァンパイア』

 以前、『読書大発見ノート』でお話しした『吸血鬼ラスヴァン』(https://estar.jp/novels/25993016 )をフランスの作家 シャルル・ノディエが戯曲にしていました。 『ラスヴァン』(ルスヴン)の主人公オーブリーの妹の結婚を詳しく描いたもので、ポリドリの原作では吸血鬼に妹が奪われるところで終わっているのですが、ノディエはラスヴァンがどうなるかまで描きました。 途中の対決シーンが手に汗握ります! ※ 私の訳なので間違っているかもしれません。 オーブリー 「マルヴィーナ(ノディエの考えたオーブリーの妹の名前)、そいつから離れろ!  (ルスヴンに向かって) 妹を返せ!」 ルスヴン 「スコップ、ブリジット! 彼は具合が悪いぞ」 (自分の使用人たちに取り押さえられるオーブリー) このあと、ルスヴンは自分が血を吸い殺した女性達に連れて行かれて、劇はハッピーエンドになります。
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