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そして最後に思い出の二人に別れを告げた後、私は君にメッセージを送った。
『5分だけあって話をしたい』
そのメッセージの返信はいたってシンプルで、あまりにも予想通りだった。
『それ、あわないとダメ?』
『会うのが無理なら、せめて電話をしたい。』
私がそう送れば『わかった。』と君はメッセージを返した。
「もしもし、ごめんね。いきなり。」
「別に。で、何?」
冷たい声で君は言い放つ。
「あのね、私、君のこと大好きだったよ。でもね、いつからか君の好きなところが分からなくなったの。」
「…….なんの話。」
君は少しイラついた声を出す。
「あんなに君のことが好きだったのに、今では何も君に対して感じないの。君との未来も見えないの。」
君は何も答えない。
「もうね、君との関係終わりにしたい。」
「終わり?」
君が理解が追いついていないような声を出す。
「君のこと、もうなんとも思ってないの。前までは君に対してどんなに冷たくされても好きだった。冷たくされる度に心が痛かった。苦しかった。悲しかった。自分の頑張ってることを理解してくれなくなったことが悲しかった。でも、もう今は何も感じないの。」
「なにも?」
君が聞き返す。
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