第1話

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~星明女子学園高等学校1-C教室~ (SE)キーンコーンカーンコーン 先生「はい。それでは入学式も終わりましたし、今日はここまでとします。」 友達A「奏ー!一緒に帰ろー!」 奏「うん!」 奏『私、藤沢奏は高校生になった。今までとは違う生活。新しい季節にワクワクが止まらない。』 タイトルコール 奏「第1話 私の青春始まる!」 ━━━━━━━━━━━━━━━ ~帰り道~ 奏「高校こそは、青春したい!なんか!なんか欲しい!」 友達A「奏また言ってるwいいじゃん。普通でもさ!中学の時だって楽しかったじゃない」 奏「それはそうだけど〜、、」 奏「せっかくの高校生だもん、何かないかなぁ、」 ━━━━━━━━━━━━━━━ ~星明女子学園高等学校1-C教室~ 奏『あっという間に1週間が過ぎたころ。友達が嬉しそうに報告してくれた。』 友達A「奏!私バレー部に入ることにした!」 奏「バレー部?」 友達A「うん!やっぱり中学からやってたし、高校もこれしかないかなって!」 奏「これしかない、、。」 友達A「奏も部活入ったら??入部届け申請今月中だよ??」 奏「部活かぁ」 奏「中学のときはおうちのお手伝いで入って無かったし、部活に入ったら何か変わるかな」 ~中庭~ 奏「わ、掲示板にいっぱいポスターがある」 奏「ソフト部にテニス部、バスケ部、バドミントン部…運動はあんまり得意じゃないしなぁ、、。茶道部、…吹奏楽部…美術部、同好会、んんんん、楽しそうなのは沢山あるけど何する部活なんだろ、、」 奏「悩んでも仕方ない!片っ端から見学してみよ!!」 ━━━━━━━━━━━━━━━ ~数週間後~ 友人A「奏〜どした?」 奏「決まらない、、部活が決まらない」 【机に伏せる】 友人A「え!?まだ入部届けだしてないの!?あと2週間しかないよ!?」 奏「そうなんだけど〜、、。見学しても楽しそうなのは、楽しそうだけどなんかピンと来ないというか、、」 友人A「そんなこと言ってたらまた結局なにもせずに終わるよ」 奏「痛いとこつかないで」 [泣きそうになりながら] 友人A「始めてみたら変わるかもしれないし、ものは試し!どこでも入ってみなって!」 奏「うん、、」 ━━━━━━━━━━━━━━━ ~放課後の廊下~ 奏『そんな時、私は出会ってしまった。』 奏「部活結局どこにしようかな、」 🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪ 奏「ん?何か聞こえる。楽器?」 🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪ 奏「こっちの教室からだ!」 【走る】 奏「わぁ」 奏『なんか弾いてる?なんだろ、歌も歌ってる。すごい!!』 奏『空き教室から聞こえてきたその音に』 (SE)ガラガラガラッ 奏「ねぇ!!それなに??何してるの??」 ?「わぁ!?!ななななんだよ!?!」 奏『青春が始まった音がした!』
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