第2話

2/2
前へ
/20ページ
次へ
~星明女子学園高等学校空き教室~ ?「なななななんだよ!?」 [びっくりと動揺] 奏「ねぇねぇ!今何してたの??私、1年C組の藤沢奏!!さっきのすっごかった!お名前は!?!」 桜舞「ちょ、落ち着け!!」 [大きめの声] 桜舞「ったく、、あたしは、1年B組の有栖桜舞。」 奏「桜舞ちゃん!!さっきの歌!とっても凄かった!!なにしてたの??」 桜舞「はぁ!?別にそんなに凄くないし!//ってかちゃん付けやめろ!」 奏「じゃあ桜舞さん?」 桜舞「もっと無理」 奏「さくまくん?」 桜舞「さくまでいいだろ!」 奏「お〜、へへっさくまっ」 桜舞「……で!なんの用」 奏「廊下を歩いてたら歌が聞こえて、覗いて見たの!そしたら桜舞が何か弾いて歌ってたから、思わず入ってきちゃった!その楽器はギター?」 桜舞「誰も来ないと思った場所選んで練習してたのに、、」 [ぼそぼそ] 桜舞「(咳払い)そう。ギター。別に珍しくもないだろ」 奏「そんなことないよ!わぁ白くてかっこいいギターだね!毎日ここで練習してるの?」 桜舞「まぁね。」 奏「ねぇ!もう1回弾いてよ!」 桜舞「はぁ!?無理!」 奏「なんで??」 桜舞「……恥ずかしいんだよ」 奏「大丈夫だよ!私しかいないし!あんなに上手だったんだから!」 桜舞「……無理」 奏「おねがいー!!ね!1回だけ!」 [キラキラした目] 桜舞「ぐぐ、、いっ1回だけだぞ」 奏「やったぁー!!」 桜舞「っ///たく」 ………………………………………………… 桜舞「弾くぞ」 奏「うん!」 🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪ 奏「わぁ!!」 奏『なんだろ、桜舞のギターを見てるとワクワクしてくる』 🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪ 桜舞「……はい」 奏「すごーい!!!!」 【 拍手】 桜舞「ふん//弾いたしもう十分だろ。あたしもう行くから。」 【 ギターを片付け始める】 奏「え!まってよ桜舞!」 桜舞「なに?」 奏「私、高校では何かやりたい、やらなきゃって思ってたの。中々見つからなくて…でも、やっと今会えた!!私ギターやりたい!だから、桜舞に教えて欲しい!それで一緒にギターやろ!!」 桜舞「……無理。ってかあたし、1人でギター弾いてる時間が好きだから。」 (SE)ガラガラ、ピシャ 【 桜舞が出ていく 】 奏「そ、そんなぁ」 [ショック] ━━━━━━━━━━━━━━━ 夜 奏『ギターなんて今まで意識してなかったけど……』 奏『すごかったなぁ。桜舞のギター。……即無理って言われちゃったけど、、やっぱり諦めきれないよ。』 ━━━━━━━━━━━━━━━ 桜舞『奏…か。変なやつだったな、、』 回想『桜舞ちゃん!!さっきの歌!とっても凄かった!私ギターやりたい!それで一緒にギターやろう!!』 桜舞『……ほんと変なやつ。』
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加