王道くんが転校してくる日の教室の話。

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「葵!初対面の相手に対して容姿の悪口言うのは良くないよ!!」 「こいつが勝手に…「だとしても言っちゃダメ!!わかった??」 「…はい。ごめんなさい。」 俺は渋々といった様子で謝る。 「転校生くんも!!ほら!はやく謝んな!」 「嫌だ!俺は悪くない!だから謝らない!!」 …はぁ??まじでなんなんだこいつ!頭いかれてんのか??それならこれからクレイジー野郎って呼んでやるんだから! 「あらー君には…「はあ、ならもういいや。ほら葵、次移動教室だから急ぐよ!」 俺がもう一度喧嘩腰になろうとすると海月が制止して言った。 そして、俺はまたもや渋々といった様子で教室を後にした。 ちなみにクレイジー野郎くんはあの後、スポーツ 推薦で入った通称・爽やかくんこと鈴井誠(スズイ マコト)と通称・狂犬と呼ばれる鬼島龍太(キジマ リュウタ) を手懐けて移動教室まで辿りついていました。 …チッ
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