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明日から夏休み1学期の最終日の自宅に帰る途中の歩道を歩きながら、普段の他愛のない会話の延長で告白された。
「僕が壱と付き合うって、どう言う事?今と違うの、女の子と付き合うのと同じ意味で、壱と付き合うって事?」
「そう言う事、俺の事を一番大好きになってほしい」
「僕はずっと前から、壱が一番大好きだよ。わかった、壱が僕の彼女だね、付き合うよ」
「絶対、他の奴と仲良くしたら許さないからな。
それと俺は彼女じゃない、男同士でも付き合う事は出来る」
「そうなんだ、わかった」
幼稚園の時から壱は僕の面倒を見てくれていたので、壱に意見を言うなんて事は考えてもいない小学生の僕だった。
壱より僕は10cmくらい背が低く145cmくらいで顔もまだお人形のような顔立ちだった。
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