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成 2(壱)
壱は背も高くかっこよくて女の子達に人気があった。何人かの女の子に告白されたって言っていた。
一応小5からのパートナーだ。
「・・・・ヒモかぁ、愛ちゃん、壱の事心配なのはわかるよ。いくら稼いでも、湯水の様に使うパートナーに寄生されているよな」
「まるで他人事見たいな言い方ね、・・・・まぁそれでも良いけど、もし壱が、病気にでもなったらどうするの、少しはバイトでもしてお金貯める事も考えたらどう。小説のネタになるかもよ、ここで寝てばかりだとアイデア浮かばないよ。
それに壱はますます人気が出てきて、付き合い広くなってるでしょう。
成くん捨てられたらどうするの」
「えっ、壱、何か愛ちゃんに言ってたの?最近気になる人がいるとか?
・・・・
もしかして、壱が心配じゃなくて、僕の心配してわざわざ東京から会いに来てくれたの?」
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