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これからの仕事は、やってもらうから、やってあげる、正反対だった。
違和感はあるが、充実感もあるような感じだ。自分を出し自分から指示を出す、あたり前の事に戸惑って足踏みしているが、自分は変わる必要性を感じる。テキパキと動く看護師さんたちの上に入れるよに頑張って働きたいなあと、頭の中でぐるぐると考え込んだ。
壱とはキチンと話したと思っているが、僕が僕をはっきり伝える自信がまだない。
いつになっても、たぶんない。
きっかけは、知らされない壱の引っ越しだったが、ただのきっかけだったのだろう。
自由気ままに、働かずのんびりして飽きたなんて、贅沢な事を思ってちゃいけないと心に蓋をしてきたが、張り合いがない生活は、28歳の僕にはキツかったようだ。
(時間が取れる日を教えて
ゆっくり話がしたいる 成)
僕から連絡を入れるなんて何年ぶりだろう。
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