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「仕事部屋に引きこもって、食事はどうしてたの?」
「和井さんが適当に買い出しに…」
「一緒に住んでいるの?あの部屋狭いよね」
「あっ、言ってないけど、引っ越したんだ」
「一緒に住んでいるんだ。…そうか引っ越したんだね」
やっぱり愛ちゃんの言っていた事は本当だった。気持ちがグッと沈んだ。
「一緒に寝るわけじゃない、仕事で遅くなる時が多いからそうなった」
壱が和井さんとも一緒に寝ている事は知っている。2人の関係は詳しく知らないが、もし和井さんが壱を好きなら、壱は誠実に行動すべきだと思う。
僕は壱を好きだけどいないと生きていけないと思う程ではない。
僕の進みたい道と壱を天秤にかけたら、今は壱とはさようならだなとか、頭の中で色々考え出したので、無口になってしまい、
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