大林賢治

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大林賢治

大津中央高校に通う三年生。 幼い頃より《 人ならざるもの 》を視認する能力を持つ。そのため、周囲と馴染めずに特殊能力少年にありがちな悲惨な小中学校生活を送ってきた。 高校では、地元ながら他県からも人が入ってきたこともあり目立たない学生生活を送ることで、何とか周囲に〈 視える 〉ことを隠して生活できている…と本人は思っている。 ( 実際は周りが少し大人になったことと、大林賢治が極力、人と関わらないようにしていたことで、そっとされていただけ。薄々、学校の皆は大林賢治が〈 視えている 〉ことに気付いているようだ ) 陰キャを自称しており、自分の趣味の没頭する時間が至福。 幼なじみである瀬田祐奈は勿論、同クラスのアイドル錦野くん、話しかけてくるクラスメイトとも屈託なく話しができることから、むしろコミュニケーション能力は比較的高い部類だと思われる。 単に周りを近づけないための線引きとして、陰キャを自称しているだけのようだ。 好物は甘いもの全般。行きつけの喫茶店のカフェオレをこよなく愛する。自他ともに認めるカフェオレジャンキー。 〇 霊に対するスタンス 霊というものが怖いという感情はとうの昔に超越している。 そのため、向こうが絡んできても無視をすることが多い。 基本的に賢治から、接そうとすることはなかった。 これは過去のトラウマのせいもある。 ただ、瀬田佑奈に無理をして関わらないようにしているとツッコまれてからは、霊たちへの気持ちも変わり、なるべく繋がった〈 縁 〉は大切にしようと心掛けるようになる。 霊の中には〈 生きている人 〉と変わらない姿の霊もいるため、稀に間違って相手に普通に話しかけてしまうこともしばしば。 その場合はもれなく〈 未練 〉に巻き込まれている。 面倒くさがりであるが、その実はとても優しく人の痛みに敏感。自尊心や肯定感が少し低いためか、いざ頼られると自分のことよりも周りを優先してしまうことがある。 誕生日 8月24日 身長175 痩せ気味 仮面陰キャ。 実は顔は普通にいい方。 (皆、気づいている……?) 楽しみは疲れた後のカフェオレ。 「 さぁ!いこう!〈 未練 〉を晴らしに! 」
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