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最終章
『‥ん‥』
「目覚めたかい?」
ぼんやりする視界で見渡すと懐かしい景色が目に映った
『‥おばあちゃん‥?』
呆れ顔をしながらどこかホッとしたような表情のお婆ちゃんがいた
「今日は入学祝いするから早く帰っておいでって言ってたのに中々帰ってこないんだから‥心配したのよ」
『お婆ちゃん‥!』
久し振りに見るお婆ちゃんの姿に思わず抱き付いた
そんな私に少し驚いた様子だったがすぐに優しく微笑み私の頭を撫でてくれた
お婆ちゃんの温もりに涙が出そうになった‥
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