プロローグ

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自室から降りてリビングに行くと既にお爺ちゃんがいて、朝食を食べていた 「おはよう、音羽」 『おはよう‥いただきます』 ‥うん、美味しい いつも思うがお婆ちゃんは本当に料理が上手だと思う 毎日美味しいご飯を食べさせてもらえて幸せだと日々思う 母は私が産まれたと同時に亡くなり、父は後を追うようにして1年後に交通事故で亡くなった それからというもの、祖父母が私を引き取ってくれて今まで育ててくれた ‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥ ‥‥‥ 『ご馳走様でした』 「音羽、婆ちゃん達は入学式に間に合うように行くから支度が終わったら先に行ってなさい」 『わかった』
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