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さらに翌日。今日彼の姿を見たら、次は景子の休日と彼の休日を挟んで、また景子の休日と続いて、しばらく会えない。しっかりと目に焼き付けておかなければ……などと考えていると、彼が姿を見せた。
信号が青に変わったが、彼はその場に留まっていた。そして辺りを見回しているうちに信号が赤に変わった。
どうしたというのだろう。
彼は端のほうに移動して、ずっとキョロキョロしている。誰かと待ち合わせをしているのだろうか。仕事中だとすると、会社の人か仕事関係の人、最悪の場合は、彼女が現れるなんてこともあり得るわけで……景子は固唾を呑んで見守った。
しかし結局誰も現れず、十分程経つと彼は横断歩道を渡り姿を消した。
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