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中国料理、フランス料理、トルコ料理が三大料理です。日本人に一番認知がないのがトルコ料理のはず。
ちなみにコーヒーのルーツもトルコのコーヒー、ターキッシュコーヒーですが、これも世界文化遺産になっています。
トルコ(オスマン帝国)って文化発祥の中心地でもあったんですよ・・。ほんとですよ・・。
なぜトルコ料理が素晴らしかったり色々な文化が生まれたのかですが、昔、イスタンブールがシルクロードの「オアシスの道」のターミナルのひとつだったこと、オスマン帝国が「草原の道」のターミナルと関係が深かったことが影響しています。
草原の道経由でロシアの食材も入って来ていたようで、キャビアなんかも使われていた様子。
西方と東方の文化が集まり、世界中の商人が行きかえば様々な文化と食がそこに集まるもの。宮廷で最高の料理を作らなければいけなかった料理長は、そんな立地を生かして様々な料理を生み出して行きました。
伝統的なものを出していればよかったのなら、わざわざリスクをとって新しいことをやらずに無難に昔からあるものを作っていればいいだけの話なんですよね。
他国の料理や食材を取り入れて行ったのは、新しいものが好きだったのか、新しいものを生む積極性が評価される土壌があったのか。
話をソルベ(シェルベット)に戻します。
宮廷内にはシェルベトハーネというソルベ専用の作成場所が設けられていたようです。
氷の精製技術は古代からあったのでオスマン帝国でも氷が作られていたのではないでしょうか。シェルベトハーネの詳細をもっと知りたいですね。
どんな場所だったんだろう。これは面白そうです。
この辺が詳しく分かったら、シェルベトハーネのお話とか書きたいですねえ。
日常モノが書けそうです。
急に指示されて皇帝やお妃様に最高の一杯を作る現場です。指示出しに宦官が来たりするんだろうなー。
皇帝の体調や慶事を考慮した材料を選んだりしたんでしょうね。楽しそう。その仕事してみたい。
不味いものができたらめっちゃ怒られそう・・失敗したら冗談じゃなく処刑されそうです・・。
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