25人が本棚に入れています
本棚に追加
日本では「大奥」という売り込みで宣伝されていて、「いや、大奥ってちょっと苦手なのよねー」な人だったんですけど、文化を知られて面白いです。
ハレムって大奥とはまた違うんですよね。
よく使われる「ハーレム」はハレムのことをよく理解していない人が侮蔑の意味を持って使った言葉なんです。
男性を女性が囲む場所という意味ではなくて、女性たちが隔離されて守られている場所。皇族の女性たちが住み、みんなで子育てをする場所です。
スレイマンが史実よりも女性にだらしなく描かれているので、トルコ共和国の大統領や歴史家からこのドラマが批判されていたらしいです。
へえ、大統領ってそういう批判もするんだ・・。なんだか新鮮ですね・・。
日本だと偉人でも容赦なく女性化させられたり萌えキャラ化させられたりするのに、創作だから別物として勝手にやれば的な風潮があるのに。この感覚とは全然違いますね。
スレイマンは史実だと硬派で戦場にばかりいた人だったそうですが、それだとドラマターゲットの奥様には刺さらないということで後宮に入り浸る皇帝に設定を変えたんでしょう。その方が皇帝をめぐって女同士が争いますからね・・。
そんなわけで、このドラマは後宮で女同士の争いを勝ち抜く悪女の物語なのですが、後宮の仕組みや政治のことが垣間見えます。その辺がまたものすごく面白いのです。
ということで、まだ最初の方しか観ていませんが分かったことを列挙していきます。
写真資料もばっちり購入したので、イメージが分かる資料になっていくといいなと思います。さて、バンバン紹介しながら行きますよ~!
最初のコメントを投稿しよう!