ドラマで知ったこと

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日本にいるとあまり馴染みのないクルアーン(コーラン)。 イスラム教徒は必ずこれを持っています。 装丁にはどれもこんな感じの図案が入っているのですが綺麗ですよね。59818f20-27f9-4904-ab42-52c74464d614 ・他民族迫害はイスラム教としてNG イスラム教のことを調べて行くたびに、理性的で合理的な宗教だなという印象が強くなっていったのですが・・イスラム教の国に過激派が増えるのは何故だろうっていつも思っていたのです。 イスラムの法に、相手に交渉する権利を与えなさいとかあるんですよ、全員の命を保証するから城を明け渡せ、とかそういう交渉です(でも戦争と侵略はするんだ・・ってなる部分はありますが)。 ドラマの中でスレイマン(皇帝)がイスラム教の教えを口にしながら他民族迫害を行ってきた海軍提督を処罰するシーンがあるんですが、やっぱりイスラム教的にはどんな相手でも尊重すべし、ではあるようですね。 でも、すぐにキリスト教徒の国を侵略する計画とか普通に立ててるんですよ。「異教徒の国を我が物に!ロードス島から地中海を攻める!」なんつってんです。舌の根も乾かないうちに。 あんまりこういうことを書くと怒られそうですが、なぜ侵略や掠奪や聖戦という考え方が起きるのか。 イスラム教に改宗させることが相手を救うことだって考えならそうなってしまうのも理解できるんですが、イスラム教はキリスト教やユダヤ教を否定していないんです。 イスラム教の過激派とかオスマン帝国の侵略思考、聖戦という考え方はもっといろいろなものに触れて行かないと理解できそうにありません。 というか、触れても分からないかもしれない。 こんなに弱者に寄り添う宗教が侵略思考に結びつくのは、弱者救済に侵略が必要だという考え方から来るのでしょうか。戦争を否定しないんですよね。 戦国時代の武将が、天下統一で平和な国を目指したのと同じ?戦争は手段?違う?
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