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豹と話す間に、ソファの上に胡座をかいた煌大は、腕を組み瞼を閉じている。 醸し出す雰囲気は、6歳のガキとは思えねぇ。 「寝てんのか?」 「だまれ!」 どうも煌大に対して熱くなる俺は成長してねぇのかもな。 「おれがまもる」 その言葉を口にした煌大は瞼を開け、俺を見据える。 瞳の奥にあるのは、強い覚悟。 「豹、煌大に完敗だ」 「だろうな」 「んで煌大は何をするんだ?」 「監視カメラと防犯カメラのチェックだ」 「なんか分かんのか?」 「多分な」 久保田島から戻った豹は、煌大を自分の子ではなく、1人の男として認めたって事だろう。
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