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「ぃみま、わけましゅから」
ペロペロキャンディを咥えてたから、まともに喋られなかった
扉を開けるとそこには予想だにもしなかった光景が待ち構えていた
唖然としたボクはペロペロキャンディを床に落とした
まだペロペロしていないペロペロキャンディを
ペロペロする間も無くペロペロされていないペロペロキャンディは床に落ちて砕け散った
『リョウちゃん♡逢いたかったぁ♡』
そう言って抱きついてきたのは、紛れもなくあの
ボクの大好きな可愛い♡ゅう♡ちゃんで
今起きている現実が理解出来ずにいた
「え?どうしてココに?」
「だってぇ、ずっと逢ってなかったからぁ、ゅう♡寂しくて来ちゃったの。 リョウちゃんは、ゅう♡と逢えなくて平気だったの?」
「俺だって• • • 」
腕の中の ゅう♡ちゃんの感触が、もう一人のボクの理性を忘れさせて
ペロペロキャンディをペロペロするのを忘れたように、コミュニティガイドラインという一線があることを忘れ
ボクは、ゅう♡ちゃんに• • •
あれ?
その大きなキャリーケースは何?
それが目に留まったおかげで
コミュニティガイドラインという一線を越えずに
まだここで話しを続けることができた
「ゅう♡ちゃん?そのキャリーケースどうしたの?」
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