トロイ仮まとめ

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この問題での裁判官は、[ アイアコックス ]だ。( または、[アイアコッカ ] ) そして、査察官は、[ アクイレウス ]だ。 ただ、[ アイアコックス ]と[ アクイレウス ]の間に、血縁関係はないように思う。上司と部下のような関係だ。勿論、身内の中で能力のある人間に頼むというケースもあるだろうが。 大昔に、裁判官になるような人は、自分に厳しい人だろう。それで、身内にも厳しくして、厳しくし過ぎて問題になったかもしれない。 いざこざが始まったときの裁判官が[ アイアコックス ]だとしても、いざこざが終わった頃の裁判官が[ アイアコックス ]ではないかもしれない。 この裁判官は、国際裁判官のようなものだ。国際司法。ただ、大昔にそのような組織があったかと言われれば、断言は出来ない。 だけど、小アジアの南も小アジアも、ギリシャ本土も、元々仲間だったとすると、組織はないとしても、連絡は取り合っていて、 各市が代表者を派遣して、どこかに集まって会議をすることがあってもおかしくない。( そのような場所が発掘されていたような気がする。会議場のような場所だ。ただ、この問題とは関係ないだろうが。) とにかく、アイギナ勢が覇権を握っていた時代があった。[ アクイレウス ]はどうか分からないが、[ アイアコックス ]はアイギナ勢だ。 アイギナ島が、度量衡の基準だった時期があるくらいだ。大昔、アイギナ勢が覇権を握っていた時代がある。 ただ、アイギナ島が覇権を握っていた時代の中で新しいほうの時期というのは、ホメロスが亡くなった後のことで、文字に記録される直前のことになる。 だから、ホメロスが文学を作った後に、アイギナ勢が割り込んできたという可能性もある。アテナイ人が、[ アイアコックス ]や[ アクイレウス ]を割り込ませた。という可能性もある。アテナイ人が、アイギナ勢に押し付けた可能性もある。 だが、ホメロスを聞いた人間が何人もいただろうから、さすがに、有名な部分の登場人物の名前が変わったら問題になるだろう。 ホメロスが長生きをしていて、ホメロスの晩年にアイギナ島が勢力を持つことになって、ホメロスが[ アイアコックス ]や[ アクイレウス ]を登場させた。という可能性もあるかもしれない。 これも、他の詩人が知っている話とあまりにも違ったら問題になるだろう。( ただ、ホメロスの文学と違う内容の詩を書いた人間もいるようだ。というか、詩人は、話を作ることがある。ホメロスは、そういう話を作ったということだろう。) ということで、アイギナ島が覇権を握った時代が、他にも、遡って、あるというのが、基本スタンスだ。 一応、伝説に近いのは、ギリシャ本土にいた勢力が、他からやって来た勢力に負けて、アイギナ島に逃れ、お飾りの国際裁判官になった。というものだ。 だが、それよりも昔に、アイギナ島が勢力を持った可能性がある時期がある。 というか、場所が違うかもしれない。場所がアテナイ市かもしれない。 国際裁判所があったのは、アテナイ市で、裁判官はアテナイ人の[ アイアコックス ]だったという可能性だ。 ( 偽造のいざこざが始まった頃はアテナイ人だった。だが、問題が起こって、[ アイアコックス ]がアテナイ市から追放されて、アイギナ島の人間になったのかもしれない。 だが、業務は引き続き[ アイアコックス ]が担当したか、[ アクイレウス ]が引き続き担当した。ということかもしれない。) 他にも、実はアテナイ市だった。ということがあるかもしれない。 だけど、一応、アイギナ島が勢力を持った時期というのを考えていきたいと思います。 ( ホメロスが生まれる前の伝説の時点で、アテナイ市が外されていた可能性もあるかもしれない。)
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