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この、トロイヤ問題では、キンメリア神話を遡るが、歴史は、そんなに遡らないのではないかと思う。
大昔の段階で、建築が発展した。建築は、まず、土を固める。これが第一だ。具体的には、人間が何人も駆け回って土を固め、その後、木材や石材を縦にして、上から落として固める。
木造建築の場合、そこに厚さ10cm以上ある束石を置けば、土が沈むことはほとんどない。
人間が材木を持ち束石の上に乗って、束石が沈み込まなければ、もう建築をして大丈夫だろう。
石造建築の場合は、もっと土を固めなければならない。そして、基礎は、束石のような点で支えるようなものではなく、面で支えるようにしなければならない。
壁の石材の下の面をすべて支えるような基礎でなければ、土が沈み込んでしまうだろう。
そこまでするのは、人間の体には平衡感覚があり、居住空間の床面が傾いていると体調が狂うからだ。
地面が傾いていても建築は出来る。材の長さを少しずつ変え、材を斜めに削れば、地面が傾いていても床面はまっ平らな建築は出来る。
だが、地面をまっ平らにして、材の長さを揃え、材を直角に切るほうが、おそらく、手間がかからず、時間も短いだろう。
だから、しっかりとした基礎を造らなければならない。
それで、しっかりと造った基礎は、削るのが大変だ。だから、基礎を削るより土を盛るほうが、地面をまっ平らにするのに時間がかからないだろう。
他にも、頻繁に土を盛ったような気がする。その理由は、部下同士の斬り合い。盗賊の退治。敵の侵入退治だ。
これは、そのままにしておくと、人間が住みにくくなる。だから、土を盛ったと思われる。思ったより遡らないような気がする。
それで、宇宙論も大昔から考えていただろう。蓮という植物をモデルに宇宙を考えた人間がいた。蓮の根は穴が空いている。蓮の花のほうにも穴が空いている。
エジプトの西を支配した人間が、とりあえず3人いる。
[ ネイト・ミルネア ]という女性。[ ネイト・ミルネア ]の弟の、[ グウィザー・フリンジ・アックス、ネチェリケト・カタヴィラ ]。
そして、[ セッション・カーのワイズ・バード、着る男、鮭の形を模したフード付きコートを ]だ。セッションとは輪になっていることだ。人間が輪を描いて座る。それがセッション。
セッション・カーとは、大輪の花のこと。
それで順番は、[ ネイト・ミルネア ]が、一番先だろうが、あとの二人はどっちが先か分からない。
この3人は、地中海の東のほうにも行った。それで、建築の発展が出てくるのだが、
建築が発展して、壁の外側で、材の下に空間を作ることが出来るようになった。出っ張りだ。
壁より外側に出ている屋根を、ひさし、廂という。廂の上に人間が乗ると、材が折れてしまうか材ごと落ちてしまうが、
材が折れないように、材が落ちないように出来るようになった。
その廂が水平になっていた場合、突き出たバルコニーになる。
メギド市も、壁の外側に、出っ張りがあったようだ。西洋の砦には、壁に出っ張りがある。これの相当古いものが、エジプトの南のヌビア地域にあった。
日本の城では、石垣の上に、木材で出っ張りがある。石落としだ。松明も落とす。
メギド市の場合、壁の外側ではないかもしれないが、床材の延長か、基礎を石材を使って出っ張らせたか、それとも、壁に出っ張りを作ったか分からないが、出っ張りがあった。
メギド市は丘になっている。丘の頂上のちょっと上に出っ張りがあったと思われる。そこに穴が空いていて、下が見えた。
夜は、出っ張りに松明を置けば、丘の斜面がすべて照らせた。
これが、ジェットコースターを使って潜入した理由だ。新月の夜でも、丘の斜面は明るかった。
もし、出っ張りの上に人間が乗れて、出っ張りの上に屋根があって、そこよりも壁が高かったら、ジェットコースターで壁を越えたのではなく、出っ張りの屋根に乗って、そこから潜入したのだろう。
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