創作されたトロヤ戦争の話

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ところが、第二の説が出来てしまった。エジプトの貴族か王族の[ パンチョ ]が、エジプト外も含む広大な領域を支配する[ パンチョ 大帝 ]になった。 [ パンチョ大帝 ]はフランスの辺りまで支配した。[ パンチョ大帝 ]の特筆すべき部下は、米の成る草を発見した[ イネシュトル ]と、空を飛べない変な鳥、鶏を発見した[ ヘンドリ ]だ。 [ ヘンドリ ]をフランス語的に読むと、アンリかアンドレになる。ということは、もしかしたら[ アナックス・アンドレウ ]と同一人物かもしれない。 [ アナックス・アンドレウ ]の父親は、[ シュ・ペイライ・ウマ・シュ ] アレクサンドロス ( パリス ) の父親はプリアモスだ。 [ イネシュトル ]は、フランス南部にいた。そこは地中海に面している。そうすると、[ ヘンドリ ]はフランスの中部から北部だろう。 それで、キンメリア神話の第二の説というのは、[ ペイライポ ]は、エジプトの[ オムパレー ]女王の愛人だったことがある。 そして後に、別のエジプトの女性が、[ ペイライポ ]の息子と結婚したいという手紙を[ ペイライポ ]に向けて書いた。 だが、エジプトにはそれに反対の人間がいて、 ( [ アナックス・アンドレウ ]が襲われた。だが、これ自体が本当かどうかわからない。 戦争の理由にされた。 [ アナックス・アンドレウ ]は、それ以後変名を使うことになる。そうすると2、3日で、[ アナックス・アンドレウ ]からアレクサンドロスに変化してもおかしくない。 フランスのパリス。これは、地理的にフランスのパリスのことだ。もちろん、関係者の子孫が後に地理的にフランスのパリスに移住したという可能性もあるが、関係者全員が地理的にフランスのパリスに移住したという可能性もあるが。 [ パリサイクハム ]という職人がいた。革職人だ。皮革製品を作っていた。バッグなど。製品にはマークがついていた。ブランド品だ。 そのマークは3羽の鶴。スリー・クレーンのマークだ。three crane。 これを、トリー・クラン、トリ・クラネ、などと読んだ。Cの文字が装飾文字のとき、Gと間違えた。 それで、トリガラネ、などと読んだ。これはフランスを連想させる。 [ パリサイクハム ]はオリエントにいた人間だが、オリエントで都市に名前がつくようなことはなかったと思われる。オリエントでは無理だから地理的にフランスのパリスではないかと思う。 オリエントでは無理、というのは、もしかしたら、トルコでは可能性があったかもしれない。そうすると、全員で地理的にフランスのパリスに移住したのかもしれない。 人妻が積極的にと書いたが、もしかしたら、夫が暴力を振るっていたので、パリス市長が止むにやまれずという可能性はある。 とにかく、創作だ。イーリアスもオデュッセイアも創作だ。この二つは、一つのテーマから生まれている。 オデュッセイアのテーマは、戦死した夫を20年以上待っていたら、戦死したはずの夫が帰ってきたという話だ。これはもちろん創作だ。20年というのはあり得ない。実際にあった話ではもっと短い年月だろう。 待っていた期間の後半は、再婚する相手を募集していたようなことを示唆している。何十人もの男性にプロポーズされたが再婚はしなかった。 戦死した夫は領主で収入が多かった。その収入で着飾っていたようだ。養子には質素な生活をさせていた。プロポーズした男性の費用は、未亡人が支払っていたようだ。 イーリアスのほうは、夫が戦死した知らせを聞いたら、程なくして再婚したという話だろう。オデュッセイアの話がテーマからもの凄く発展変化した話になっているから、イーリアスのほうも、もの凄く変化していると思われる。
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