トロイ仮まとめ

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トロイ仮まとめ

トロイ戦争、トロヤ戦争、トロイヤ戦争など、いろいろな言い方がありますが、それについて書いていこうという話です。 こんなことが本当にあったのか、あんなことが本当にあったのか、というと、基本的には、そんなことはなかっただろうな、と思います。 大きな戦争の話のようになっている。だが、そんなに大事 ( おおごと ) ではなかったように思う。 まず、戦争、というか、いさかいの原因は、トロイ側が、ギリシャ側の産品を偽造したためという気がする。 だから、最初は、臨検査察だった。だが、臨検査察を拒否して、臨検査察に武器を持って拒否したら、臨検査察する方も武器を持ち、 臨検査察されるのを拒否するために他の国他の都市の応援を頼んだら、おおごとになるかもしれない。 ギリシャの産品の偽造の査察というのは、もともと非常に難しい。なぜなら、中身はトロイ産、あるいはトロイ近辺産 ( つまり、トロイが応援を頼む都市産 ) の、本物だからだ。 当時の技術で、というか、最近までの技術で、中身を区別することは、ほとんど無理だった。 つまり、外身も偽造した。最初から外身も偽造したのかは分からない。外身、つまり陶器だ。ギリシャ側はギリシャ産の陶器にギリシャ産の中身を入れて売っていた。これが大人気で、最も高い値がついた。これがたくさん売れていた。 空になった外身を集めて、中身がギリシャ産だと偽り、売っていた。これにギリシャ側が感づいた。あるいは、告発があった。 それで、臨検査察ということになるのだが、その前に、外身はギリシャ産のものを使っているので、まず、数量管理をしたのだと思うが、今までに作ったギリシャ産の外身の数が、はっきりとしないので決め手にならない。 それで、ギリシャ側は空になった外身も回収するようになったかもしれない。 それで、トロイ側は、外身も偽造するようになった。見た目がギリシャの陶器そっくりのものを作った。これは、もともと、ギリシャ側とトロイが友好関係にあって、基本的な陶器の作り方は、分かっていたのかもしれない。元々、仲間だったのかもしれない。 そして、ギリシャ側が、陶器の作り方を変えたか、どうかして、ギリシャ産の陶器とトロイ産の陶器を区別する方法を考えた。 ( 太陽に透かしてみると区別出来るとか、陶器を割ると区別出来るとか、ある部分を削ると区別出来るとかだ。) これで、臨検査察すれば、はっきりと偽造だと分かる。それで、トロイ側は臨検査察に抵抗した。 この偽造をしていたのは、数人の民間人だと思われるが、もしかしたら、王族の人間も一枚噛んでいたかもしれない。 あるいは、トロイの王族は、民間人を信用していたかもしれない。それで、トロイを応援した他の都市は、トロイの王族が、偽造に一枚噛んでいたとは思わなかったのかもしれない。 偽造の首謀者が王族の場合も、もちろんある。 トロイ市側が偽造をしてとしても、その時の当事者がプリアモスとは限らない。それに、プリアモスとアガメムノンでは、200年以上離れているかもしれない。 偽造とプリアモスとアガメムノンが、それぞれ100年ずつ離れているかもしれない。 ただ、偽造が疑われ始めて、決着までの期間は、約9年ぐらいかかったかもしれない。 もっと年月がかかったかもしれないが、いざこざが始まって決着までに50年かかったとしたら、当事者の半分くらいは決着までに死んでしまうだろうし、引き継ぎがあったとしたら、当事者は4倍から5倍になってもおかしくない。 これは、約10年で考えていくぐらいでいいと思う。
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