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ハア、ハアと走る、早い?
大丈夫に頬が赤くなっている彼女。
ヒーも手を伸ばしたが彼女は断り、沈んだヒーに、彼女は笑いながら腕を伸ばした。
控室の扉を開けた。
驚くみんながこっちを見たのだった。
純ちゃんは俺たちに助けてくれてありがとうと頭を下げた。
そして、今晩、花火が揚がる、チケットはないか聞いて、彼女とお父さんたちとおいでと四枚のチケット渡した。
ジロちゃんに名刺をもらい。
ここに書いてあるからと、インスタやSNSで検索したら、俺たちが出てくると教えたんだ。
「ここが俺たちの仕事をしている場所です、よければお手紙ください」
「手紙かよ?」
そして百円玉を渡したのは、なんとロク。まるで王子様かよと言って片足をついて純ちゃんの手を握ってるよ、あいつ好きだねー?
「楽しみにしてるから!じゃな」
そういって渡した。
「いいじゃんか?」
「あーそれと、これ預かる、今日ね、海の上で花火をあげるんだ、そこから流してくれって頼むから」
「え?」
「内緒な」
彼女は頭を下げた。
送っていくというジロちゃんに任せ、俺達はそこで別れたんだ。
後になって、百円でいいんだよな?なんていう奴に大笑いした。
無理だろ?
国際郵便だぞ?
無理か?
アウト!
えー?
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