464人が本棚に入れています
本棚に追加
/223ページ
耳に舌が差し込まれて、ビクッと身体が撥ねる。
「初音……」
耳を甘噛みされる。
両手を頭の上で一つに押さえつけられて、身動きが取れない。
「やめっ。空也」
ザリザリと髭が首筋を撫でる。
ビクビクと身体が震える。
Vカットのセーターは胸が開いていて、鎖骨を舐められる。
声が出そうになるのを必死で押さえる。
熱が上がってくる。
腰に腰を擦りつけられてさらに熱が集中してくる。首を上がって顎を通って……。
唇に……。
期待に少し唇が開く。
そこをねらっていたのか、腰を擦りつけられた。
「ああっ……んっ」
声が出てしまった。
恥ずかしくて耳まで赤くって目をギュッと閉じる。
「初音……」
唇を何度も舐められる。
「ほら、口開けろ」
首を振る。
嫌々をするように頭を横に振る。
「お前が起こしたんだからな……」
耳をまた舐められて、穴に舌を差し込まれて、濡れた音がダイレクトに聞こえる。
ビクビクと身体が撥ねるたびに腰を擦りつけられて、熱が上がっていくのを止められない。
ジーパンを履いているせいで窮屈でたまらない。
最初のコメントを投稿しよう!