目覚めた女♪

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     1    人娘が亡くなり、    身内の居ない私は、家族葬で娘を    あの世に送り、冥福を祈って居りました♪     其所に、喪服姿で現れた彼♪     葬儀の後に、彼の身分を明かされ、娘の    婚約者だったと聞かされ、自分の亡き後、    遺された母(私)の生活を支えて、自分の    代わりに養って貰いたいと、頼まれたそう    です♪       『ほ…本当に……       わ…私の事……からかって      ない!?』           『からかってません♪           僕は真剣です♪』       『嘘よ……       突然…言われても……       どうやって、信じるの??』         『僕は、彼女と約束したん        で、今日からは、貴女を彼女        と思って養います♪』       『あ…あなたより歳上で…      こ…こんな…オバサンを…』         『歳上とか、オバサンとか        そんなの関係ありません♪』     彼曰く、将来を約束した女性との願いが    叶わぬなら、彼女が一番望む事をする♪     其れが婚約者の務めと、彼は口にして、    其の証とばかりに、初対面の私の唇にキス    してきて、義母で有って恋人だと、私を擁    護してきたのです♪      『貴女を抱く事だって出来る♪』        「あの時の龍クン……        眼が真剣で、怖いぐらいだっ       たし、圧倒されちゃった♪」         「オレは、初めて香を見て…         結香が還ってきたと思った♪         歳上とか、オバサンなんて、        これっぽっちも無かった♪」        「ありがとーー♪」(笑)     終業時間となって、オフィスを出ると、    そのまま外食して、今日は駅前の居酒屋で    お酒を飲んで、お腹を満たしました♪     其の店の鮪のカマはボリューム満天で、    1人では食べきれません♪       「銚子の出張の時、港近く      の店で食べた鮪の定食、美味      くて飯お代わりしたっけ♪」(笑)         「漁港の側の土産店でも、        安くていっぱい買っちゃった        しね♪」(笑)       「犬吠埼の灯台で、太平洋の      水平線見て感動したなぁ♪」(笑)        「観光みたいな出張だったし、       又、行ってみたい♪」(笑)       「太平洋見ながら、エッチし      て香をイカすか♪」(笑)          「もぉーー、バカ♪」(笑)  
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