彼女は

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彼女は

「ん゙んッ、それはごめんなさいって言ってるでしょっ、もう、」 「信用していいんですか?」 あれからこの子、結愛さんの家に移動して話すことになった。でも.....くっっっそ怖い!! だってさっきからずっと俺のことみてブツブツ言ってるんだよね!?!? なんで俺は前世からそうなんだ..... 知らないやつに呼び出されたと思ったらやっぱ大丈夫ですって高速で言われるし、かと言って、理由を聞いたら逃げられる。もうどうしろと!? ちょっとズレたな、まぁ話を戻して、これからについて考えなくちゃいけない。 「えぇ、というか、本当に要望どうりの子が来たね...!」 「えっと、要望、って?」 「簡単なものなんだけどね、髪色は深い青をベースとした黒、目はツリ目気味、瞳の色は綺麗な紫。そして何より、無気力に見える顔立ち...!!あ、イケメンって言うのが最低条件ね?」 いや、キッッッツ!?イケメンってだけで数は希少になるのにそこから更に絞って言ってたんだ!?そりゃ遅くなるって....
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