入学式前日

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「大丈夫よっ!俊くん、絶対に特待生にならないといけないから無駄じゃないよ!」 特待生にならなければいけないとは、エリート校(笑)なので、ある程度の後ろ盾がないとボッコボコに虐められるらしい。泣いていいかな☆ 「それっ、フォローになってると思ってるんですか!!」 「ん〜、思わないかな!」 じゃあ言うなよ!!! あれから1週間がたってしまった今、荷造りを昨日の内に終わらせ、結愛さんの家から出ていくことになりました。 「お世話になりました、」 「いいわよw別にっ、私が学園に入ったらまた利用させてもらうし♡」 久々にみた怖い結愛さん!!! 結愛さんは原作通りにするため、二三ヶ月後に転入するのだ。 「それに、女の私がいて、俊くんにも辛い思いさせただろうしねw多少は!」 「あ、それはない。」 「酷いっ!w」 ほんとに困らなかったんだよな〜、着替えとかバッタリ出くわすってこともなかったし、どっちも料理できるから交代でやってくれて助かってたし、まぁ、いいかw 「それじゃ、また」 「うんっ、私が来た時にはもう付き合ってイチャついてくれててもいいよ?」 本気で言ってるのかな、この(おバカ) 「........」 「ドン引かなくてもいいじゃん!!!」
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