コテツと王子
1/1
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
45人が本棚に入れています
本棚に追加
/
35ページ
コテツと王子
「この方が、優太坊ちゃんですか?!」 子供みたいな小柄な男が言った。 「ああ、そうだ。コテツ」 兵頭が答えた。 「組長の息子ちゃんなの?」 王子さまみたいな男が、泣きながら訊いた。 「泣くんじゃない。王子、しっかりしろ!」 兵頭が、王子という男の長い髪を、くしゃくしゃと撫でながら言った。 僕は、なんだか、よく訳が分からなかった。 この二人も、ヤクザの組員なのか? 「こちらです。坊ちゃん」 そう、兵頭が言って、家の中を案内した。 僕は、仕方なく、兵頭の後を付いて行った。
/
35ページ
最初のコメントを投稿しよう!
45人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,332(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!