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立秋から数日が経ち、いちおう秋にはなったが、まだ真夏の猛暑がつづいていた。
それでも用事があったため、私はF町にやってきた。
私が住んでるE町の隣だった。
ちなみに用事とは、その町でしか売ってないタバコだった。
結果的には売り切れだった。
私はガッカリしながら駅へ向かった。
「やっぱり、何処へ行っても暑いな‥‥」
それでも何処か、少しでも涼しい所はないか‥‥と、別のコースを歩いていた。
すると『水来』という公園があった。
平日のセイか、人影は皆無だった。
「いや、暑さのセイだろう‥‥‥」
私は、とりあえず木陰の下のベンチに座った。
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