最終話《ゲームマスターに幸せを!の巻》

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最終話《ゲームマスターに幸せを!の巻》

れ:あ、ちょっと君。 い:あ?何だよ。 れ:引っかかったな…! い:あ…? れ:🤜 さ・な・り・ゲ:れいやめて!!!! れ:ふっw い:お、お前… れ:ねえ…今までここで召使いをやって来た人達、ちょっと協力してくれる? い:え…? い:な、何でだよ?何を協力すれば良いんだよ。 れ:ちょっとみんな黙って聞いてね〜なな達も。 み(ゲ):分、分かった。 れ:あなた達、協力するというよりも約束をしてもらうわ。簡単な事よ。警察にこの事を言わないと言う事だけよ。もちろん、りいちゃん、さあちゃんもね。 シーン… れ:あ、もう喋って良いよ。 り:お父さんにこの事を言わないのは、別に良いけど… さ:今更思っちゃったんだけど、警察庁の娘なのに、黙っちゃって良いのかな…。 り:… さ:例え、過去が酷くても、こんな事をしたんだから、警察には言うべきじゃないかって今更思った。ごめん。 れ:やっぱそうだよね。 い:本当だよ。誘拐したやつをかばう事なんて出来ねぇよ。 い:怖い思いしたから、私も嫌だな… な:じゃ、じゃあ…!警察には言うけれど、みおさんを庇う言葉を言えば… い:は?意味分かんねぇよ! な:ご、ごめん…でも、そうしたら、刑が軽くなるかもって… れ:それだ!ななナイス! な:あ、ありがとう…!どうしても、みおさんを助けたくて…! り:そうすれば良いかもね。ななちゃんありがと! な:うん! い:勝手に決めんなよ!!俺らは、警察にちゃんと言うからな。 れ:じゃあボコボコにしようかな〜! い:は?お前脅す気かよ! れ:脅す?ううん。いや、反対したらボコボコにしたい気分になるな〜ってだけ。 い:くっ… い:私、ボコボコにされるの嫌だから、庇うよ… れ:ありがとう! い:私も、庇うことにする… い:僕も、そうしようかな…? 私も!俺も!僕も! い:は…?お前ら… れ:みんなありがと〜!!じゃあ君は…(ポキポキ) い:分、分かった。庇うから… れ:あ、ありがと!!じゃあみんな、協力お願いね〜!! い:は、はい…! な:お姉ちゃんの力凄い…!! り:本当ね…。 ゲ:みんな、私のために…(泣) り:あ、みんな! い:あ、はい…? り:皆何でそんな落ち込んでるの? い:そりゃ、仕事クビになったからだろ!! み(ゲ)・さ・れ・な:あ… い:もう俺らは、仕事も失って…!!お前のせいで…!! 美:それは、私のお父さんがやってくれるよ。 い:は…? れ・な・さ・み(ゲ):え? 美:私、夜空美ーと申します。(._.) さ:待って!夜空って…有名な〇〇会社の社長の名字… な:え!? 美:そうです!私のお父さんの力で、皆さんを素敵な会社で働かせてあげます! い:まじかよ… 美:れいさん達にも迷惑をかけたんだし、あなた達も。 な・さ:やった!! り:美ーありがとう。 美:うん! 『やった〜!!!』『ありがとうございます!!』 こうして、みおは捕まったが皆の協力の元、懲役一年だけとなった。 皆は、新しい就職場に付き、幸せに暮らしたのでした! ーー1年後ーー みおは釈放され、沙羅に会うことが出来たのでした! み:沙羅ちゃん… 😀:みお… タッタッタッタ👣(沙羅とみおが抱き合う) れ:良かった。私達が役に立てて。 な:最初は怖かったけど、今にとなってみおさんの役に立てて良かったと思う。 れ:そうだね! こうして、リアル人狼ゲームは無事閉幕したのでした。 様々なキセキが積み重なって、みおは沙羅に会うことができ、みんなも美一のおかげでいい仕事につけたのでした。 『リアル人狼ゲーム』という最悪な形で出会ったみんなだけれど、これも一種の運命なのかもしれませんね。
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