謎に消えた二人の『ユッコ』

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当然の様に岡村さんはしょっちゅう岡田さんと間違われ、歌のキャンペーン等で『違うー!』と叫ばれた事もあったとか。 そして当時、俺と同じ疑問を持った人はたくさんいて、岡村さんはむしろ名前の事で知られる様になりました。 サンジェルマン、パリ、リセエンヌ。 そんな歌詞が似合う可憐な声とルックスの持ち主で、タモリさんに『ユーリン』という愛称もいただきました。 しかしさすがにその後名前を本名の『岡村佳枝』に変更。 しばらく歌手活動を続けて、90年に引退。地元でラジオパーソナリティ等して現在も忙しくしておられるみたい。 仲の良かった『岡田有希子』さんの曲をよく流していたそうです。 娘さんもミス福岡に選ばれた事もある美人さんだそうです。 そんな岡村有希子さんのラストシングル『雨上がりのサンジェルマン』は、当時俺の住む地域では某スーパーのCMソングでして。 (ただし、絵が動かないやつ) ♪今 涙も消えて 全てはsouvenir あの頃 輝いた青春ね 今 心の中に 光が射し込む あなたが 例えば今日の空みたいね♪ 熊本県で刑事ドラマ『特捜最前線』を観ていると、番組の途中で必ず聴いた曲だったのです。 だからでしょうか、今でもメロディーが時々胸をよぎります。 どちらの有希子さんも、なんとも惜しい。 そして時は巡り、残された謎は、もはや永遠に謎のまま。 時代は平成からすでに令和。 全ては思い出、あの頃輝いた青春。 今は語られぬB級アイドルに、せめて心の花束を。 この様な内容で時々更新致します。 宜しければお付き合いくださいませm(_ _)m
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