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たまきさま、さやまさま。
橋幸夫氏プロデュース、として売り出したものの、セイントフォーは橋さんに会った事もほとんどなかったそうです。
詳しくはよくわかりませんが、ほんとにプロデュースした訳じゃなかったみたい。
マーナたん。
井沢八郎さん、この頃すでに懐かしの歌手になっていたのですが、一度だけベストテンのスポットライトに出演されてね。
タイトルは忘れましたけど、戦争で何もかもなくなったけど、やっと大好きだったハーモニカを吹けるんだ、みたいな内容の歌を披露されて、薬師丸ひろ子さんが泣いてたの覚えてます。上手いんだこれが。
少女隊は海外、それもアジアの国に向けて早くから発信。日本よりアチラで人気になりました。
発表したシングルは14枚、アイドル色を出してからはセールスも頑張りましたが解散。
所属事務所は投資した40億円も一因となり、その後倒産しています。
工藤夕貴さんは言っちゃ悪いけど歌手としては大爆死。さすがの俺もその後のシングルは、世界名作劇場の『しあわせカーニバル』しか思い出せません(ポリアンナだったかな?)
かわいいのになぜか売れなかった。
ただし、彼女の偉い所はそれから必死で勉強して努力を重ね、30億円なんて後押し無しでハリウッドへ進出した事。
そして一番かわいそうなのはセイントフォー。
セールス的にはこの3組で一番見込みがあったのですが、シングルを4枚出した所で活動休止状態になってしまいます。
当時の俺は、あーまた消えてしまったのか、と思っていたのですが、そんな単純な話ではなかった模様です。
なんでも所属事務所が
『レコード会社から印税が全く支払われなかった。会社ぐるみでセイントフォーの引き抜き工作を図った』
等として裁判に発展したと。
ちょっと前まではセイントフォーでググるといくつか記事が見つかったのですが、今はあまり検索に引っかかりません。
大人のトラブルに巻き込まれてしまったのです。
更に、これも今では検索してもあまり出てきませんが、そもそも彼女たちのデビューも『オーディション詐欺』ではなかったかと言われています。
『あなたもスターになりませんか』的なメールを不特定多数に送り、高額な登録料を取る。
四人への給料もキチンと支払われていなかったというし、セイントフォーの主演映画『ザ・オーディション』を観て後にメンバーになった岩男潤さんは、知らないうちに両親が大金を払っていて驚いた、とか。はあ。
さてさて。
章タイトルの不思議な言葉『スターボー』とは何か?
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