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そして今。
ユーチューブで観てみると、三人とも可愛らしいお顔でした。
インパクトはあったけど、おかげで顔は覚えていなかったのですwそんじゃダメじゃん!
名前は誰もが知っていたスターボー。
でも全く売れなかった。
その後『あまりにも早すぎたグループ』として永きに渡りアイドルファンの間で語られる様になったのです。
そんなわけで。
世の中に出てくるには早すぎた人、早すぎたコンセプトってあると思うのです。
少女隊はもう少し後の時代、アーティストっぽいアイドルがたくさんデビューした頃なら。
セイントフォーはさらにその後、例えば小室哲哉氏のプロデュースだったなら。
工藤夕貴さんも歌をメインにせず役者一本でやるか、バラエティーで頑張る『バラドル』を目指していたなら。
(当時バラドルなんて言葉はなかったけど)
きっと違った未来があったと思うのです。
ローラのあの強烈なタメ口キャラは昭和なら絶対に許されないだろうしw
少年隊や吉川さんだって、今デビューしたとしたらどうなるか分からないのですから。
さて、この章の最後にもう一人。
堀江しのぶ、というアイドルがおられました。
特別な美少女じゃないかもだけど、とにかく凄いおっぱいちゃんだった。
まだタレントは彼女だけでマネージャーは社長、という新しい芸能事務所で、堀江さんはグラビアやドラマで少しずつ有名になって行きました。
彼女はとても性格が良く、ファンを大切にする人で、業界のウケも良かったと聞きます。
あの怖そうな横山やすし氏や板東英二氏にも可愛がられていたそうです。
そして遂にシングルデビュー。
しかし、さあこれからと言う時に堀江さんは病気で亡くなってしまいます。
その時に社長は誓ったそうです。
お前は本当にスターになれるはずだったんだ。
それをこれから俺が必ず証明してみせる、と。
そして彼が作ったのが一世を風靡した巨乳軍団『イエローキャブ』だそうです。
いやね、もちろんそんなに簡単な話じゃなくて。
これは良い所だけ切り抜いた『キレイゴト』かもしれません。
でも、この世知辛い世の中。
人を引き付けるのはお金じゃなくて、信念とか情熱とかいうものであった。
そう思ってみるのも悪くないじゃない。
振り向けば、開花できぬままに時代を飾ってしまった。
実力を発揮出来なかった。
そんなあなたに。
感謝と、精一杯の花束を。
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