謎に消えた二人の『ユッコ』

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岡田有希子さんは本名・佐藤佳代さん。 1984年(昭和59年)、竹内まりやさんによる楽曲『ファースト・デイト』でデビュー。 『紅白歌合戦』が本当に紅白歌合戦であり、『レコード大賞』が本当にレコード大賞だった頃です。 また、アイドルはソロが一般的でした。 この年の新人賞候補がなんともまあ、エグいと言うか凄いと言うか。 ほとんどの賞を岡田有希子さん菊池桃子さん、吉川晃司さんで分け合った印象ですが、ほかにも…… 荻野目洋子さん (後に『ダンシングヒーロー』のヒットから大活躍) 長山洋子さん (現在は演歌、最初はおさげがトレードマークのアイドルでした) SALLY (ヒット曲・バージンブルー) 一世風靡セピア (柳葉敏郎氏も『ジョニー』として参加。そいやそいや!) 更に安田成美さん(ナウシカ)、赤坂小町(後のプリンセスプリンセス)、清水宏次朗さん、レベッカ、バービーボーイズ、トム☆キャット、爆風スランプ、沢口靖子さん、中井貴一さん、TM NETWORK、京本政樹さん、青木美保さん、神野美伽さん。 意外な所で坂上忍さんまでもがシングルデビューしています。 ♪理由なき反抗じゃないよ ジェームスディーンじゃないよ そんな歌詞のJD BOYと言う反抗期の歌でした。 なおレコード大賞は五木ひろしさん『長良川艶歌』、オリコン年間1位は、わらべの『もしも明日が…』でした。 なんとも芸能界が賑やかだった事が分かっていただけるかと。
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