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すずめちゃんに舌が半分無いのは、ウナ先輩が切り取ったからだ。
ウナ先輩は地元最恐にして最凶のレディースだった。舞米を率いて一帯をシメていた。他の市のチームにも名を知られていて、遠征を称して走りにいけば、舞米との衝突を恐れてその地のチームは走らなかった。
すずめちゃんは始め、ウナ先輩のチームに居た。心酔しきっているようにも見えた。舞米のナンバー2にまで上り詰めたすずめちゃんは、なにを思ったかウナ先輩の男、沖那君を寝取ってしまった。
たまり場になっていた喫茶店のトイレで、沖那君の「糊」を舐め取っているところを、扉を蹴破ったウナ先輩が発見した。
ウナ先輩の怒りはそれは激しいものだった。囲っている男の「糊」を舐め取るというのは、芯から舐め腐っていないと出来ない行いだからだ。
ウナ先輩は二人をシメた。その際にすずめちゃんの舌の先半分はちょん切られ、その事件をきっかけにウナ先輩は少年院に入った。
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