ゲーム

1/1
前へ
/8ページ
次へ

ゲーム

私は今、ある所に来ている。ここに来たのにはある理由がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私は、ミスを繰り返し会社を退職して、就職しようとしてもそう上手くはいかずに、 その後も、色々不幸が起き、お金に困って、生きるか死ぬか思ってる毎日でもある時。 あるメッセージが届いていることに気づいた。見てみると、こう書かれていた。 『今、あなたの人生が嫌なあなたは、必ず逆転が起きます。  絶対に人生を変えたいあなた、ぜひ来て下さい。場所〇〇市 昼2時』 「え?人生が逆転?そんな…でも、気になる!よし行こう!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こうしてここに来た。一体何をするんだろう?しかも、たくさんの人が来てる。 「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。この場で全てが変わります。」 「何するんですか〜!?」「早く逆転させろ!!」 「お静かに。今回は、あるゲームに参加してもらいます。」 「ゲーム?」「おい!ゲームって何だよ!!」「何するんですか〜!?」 「これから、私達が言うことが嘘か、本当か。これを当ててもらいます。」 「は?当てるって何だよ!!これだけで逆転ってバカかよ!」「そうだよ!逆転とか意味分かんない!」 「もし、全問当てることが出来た場合、賞金1000万をあげます。」 この言葉を聞いた瞬間、全員が発狂するように歓声が聞こえた。もちろん私も。絶対とってやる! 「でも、もし当てられなかった場合殺されます。」 一気に歓声が消えた。え…?殺される?私も、その場にいるみんなも、恐怖に襲われるような感覚だった 「では、始めます。」 そして、順に番号が書いてある紙が配られた。私は…334番!?嘘!?こんなにいるの!? 334番が来るまで待って、そして…!「334番様。次の番です。」「はい。」緊張する…。 そして、案内する人についていった。そこには、王様みたいな見た目でかっこいい男の人が立っていた。 俺が言う事が、嘘だと思ったら嘘と言え。逆に本当だと思ったら本当と言え。」「分かりました。」 「俺は女だ。」「嘘です。」「俺は怪獣だ。」「嘘です。」「俺はもともと医者を目指していた。」 え?そんな事分かんないよ!でも、真剣に考えれば分かるはず…。う〜ん…。「本当です。」 まず目指していなかったら、こんな質問はしないはずだ。よし、頑張ろう。 そして、どんどん質問され、それに答えてった。 そして最後の質問になった。「俺は死んでいる。」「嘘です。」 「これで質問は終わりだ。」 終わった…殺されるのか?お金をもらうか。 ブシャ🗡 ああ。間違ってたんだ。そう思った瞬間、俺は微かにこの声が聞こえた。 「1つの質問以外は全部合ってたんだけどな〜!」 その言葉を聞いた瞬間、全てを理解した。お金なんてどうでも良かったんだ。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加