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朝の湖畔 アラン目線
「この爽やかで長閑な湖畔に呼び出されてよ?」
「はい…」
「何で朝からおっさんおばさんの死体の検死をさせられてるのかしら?」
「えっと、それは…ソフィアーネさん以上のお医者さんが捕まらなくて…」
「昨日も大量の死体を見させてもらったような気がするのは…デジャヴってヤツ?」
「いえ、確かに昨日もお願いしてしまいました…」
「王都の医師ギルドの登録者はあたしだけじゃないはずなんだけど…思い違いだったかしら?」
「あ、いえ、他にもおられますが…」
「納得の行く説明を今すぐ聞かせていただけるかしら?ウィンディ?」
湖畔のテント前でギルド職員ウィンディさんが延々と?ネチネチと?絡まれている
ソフィアーネ様のご機嫌はとんでもなく、悪い
大体寝起きが宜しくない方なんだけど、今日は何時になく悪い
理由は…ブルース様の作られる美味しい朝食を食べる間もなく、呼び出されたから…
あ、いや、ご主人さまが食い意地が張っているから、では決してなく
因みに今日はオレンジ色のフレアブラウスにダークブルーのミニ丈のスカートと、森の妖精感が溢れてるんだけど
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