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宿に早朝から呼び出しが来て、眠ったままブルース様に背負われて迎えに来た馬車に乗せられ…ん?そう言えば馬車の中でもブルース様の膝枕で寝ておられたような…
純粋に寝起きに死体を見せられていることが、このご機嫌に出てるんだろう
僕を柔らかいお体で抱きかかえてくださるのは、非常に嬉しいんですが…ご機嫌斜めの時だけはちょっと遠慮したい…
で、普段ならフォローされているはずのブルース様はというと…
「いや〜大変でしたね?今度はちゃんとお世話してくれて、ごはんもくれるご主人さまに当たるように祈ってますからね?」
離れたところで、馬車馬にニンジンやリンゴあげてるし…いや、ブルース様の動物愛は存じ上げてますが…猫人族のウィンディさんは対象外なのかも?
そう思った時
「ソフィアーネ殿、朝早くから申し訳ございませんでした。今回の依頼、実は騎士団と公安局に適任者が見当たらず…」
済まなそうに口を挟んで来たのはブレンさん!…うわ〜、火中の栗を拾いに来ちゃったよ…
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