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今日の空は昨日の空
制服を来て朝食を早く食べ、支度が終えた。
そして玄関へ急いで靴を履いた。
「あら、空美。急いでるの?車に気をつけないとダメよ。」
お母さんが私に言った。
「お母さん!ありがと!行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
私は走って学校に行った。
走って行けば大体1分くらいで着くのだ。
急がないと昨日の時間と同じ時間に見れない。
そして学校に着く。
昨日撮った写真の時間は7時58分。
今、7時56分だ。
学校の窓で同じ時間に見るのを構えた。
そして時刻は57分。
秒針が『カチッ、カチッ』となる。
あと少し・・・
そして同じ時間になった。
空を見ると、昨日と空は全く同じだった。
あの人の言ってたことは本当だったみたい。
でも私は思った。
昨日と同じ空じゃなくていいってことを。
だって雰囲気ってものがあるから。別の空だと雲の形とか知れるし。
私はこれからは同じ空ではなく、別の空をたくさん見よう。
私はそう思った・・・
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