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「そこでなにをしているんですか」
「お前だれだ…ってうわぁぁぁ!」
王逳くんが副会長の上に落ちた。
「いてててて…なにやってるんですか貴方は!あんな所から落ちてきたらあぶないでしょう!!」
「うっごめんなさい…。ていうかお前はだれだ?」
「私ですか?私はこの学園の副会長をしている望月日華です。」
「その笑顔、キツくないのか?」
「!…そんなことを言われたのは貴方で二人目です。あの人と同じことを言うなんて…面白い方ですね。名前は?」
「朱咲茜音だ!」
「茜音ですか、いい名前ですね。気に入りました。」
そう言って副会長が王道くんのほっぺにキスをした。
「?どっかの国のあいさつか?」
「ええ…まあ、そういうことにしておきます。」
「それより理事長室ってどこだ?案内してくれ!」
「分りました。着いてきてください。」
王道くんと副会長が校舎に向かって歩いていった。
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