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その時の俺達はというと…呆然としていた。
「え?二人目ってなに?一人目はだれなんだ!教えてくれ…」
「でもまあほっぺにキスはしてたし、いいんじゃない?」
「確かにそうだな‼よし!教室に戻ろう!」
そうして、俺たちは教室に向かった。
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「今日は転校生がくる。お前ら仲良くしてやれよー。」
「先生!その転校生ってかわいい系ですか?かっこいい系ですか?」
「「「「「どっちですか?」」」」」
「それは見てからのお楽しみだ。茜音入ってこい。」
俺たちが教室にもどるとちょうど王道くんを呼んでいる所だった。
うわーはいりづらっ…ちょっと遊んじゃお☆
俺はドアを開けようとしていた王道くんの手をつかんで後ろに引っぱった。
「うわっ!」
「ごめんねぇ?先入ってもいいー?」
そう言って俺は王道くんの返事も聞かずに教室に入った。
「えっとぉ転校生じゃないんですけど遅れましたぁ~」
「お前これで何回目だと思ってんだ…」
「えぇ?28回目ですよぉ。せ・ん・せ・え♡」
「はあ…いいから座れ。そこのお前もだぞー」
そういって先生に声をかけられたのはこそこそとしていた風。
「え、あっ、は、はい」
「はぁーい♡分かりましたぁ」
俺と風は席についた。
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