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未祐の手紙に僕はもう溢れる涙を止められないでいた。
「う、ううう、ああああ!未祐ーーー!違うよ、謝るのは僕の方だよ!」
「高橋様、以上が浮田様のお気持ちです」
「う、う、うんありがとうアンジ、未祐の為に、そして僕の為に」
「これできっと浮田様の魂は救われるでしょう」
魂が救われると聞いて、僕はアンジに言葉を放つ。
「いや、それは僕もちゃんと自分の気持ちを伝えてこそだ」
「決意なされたのですね」
「ああ」
「それじゃあ私はこれで失礼します」
アンジの言うように僕は改めて未祐の死と向き合う事とする。
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