幻想学園第一部第一節 エピソード1 ~~すべてのはじまり~~

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~~幻想学園第一節-2 最初のHR~~ 学園中に桜の木が咲き誇り、どこを見ても桃色。そんな春真っ盛りの時期。学園の授業が始まろうとしていた。 学園長「今日から講義ですね。」 学園長は窓からよく見える桜を横目に、自室で講義準備をしていた。 鈴「今日から講義だったよね、何をやるんだか、、」 帳「教科書は、、、そろってますね。」 朝の5時。時間割表が幻想学園の学習端末、「幻想学園PCpro」に届いた。 ~~〇月□日の時間割~~(☆は参加必須講義、〇は通常講義、△は基礎講義、□は難関講義とする。) 1,能力練習〇 2,理科I□ 3,国語〇 4,音楽△ 5,数学〇 6,音楽〇 7,歴史△ 生徒会長「あっ、時間割届いた!最初は能力練習か~。」 生徒が各自で準備を進め、教室へ移動をしている。 ~~朝の会が行われる国語講義室にて~~ こあ「そろそろ朝の会が始まる時間ですね。緊張します、、、」 もうチャイムが鳴る直前なうえ今日は初日であることから、生徒や教師はすでに皆教室へと集合していた。 キーンコーンカーンコーン 学園長「あっ、チャイムなりましたね。」 キーンコーンカーンコーン 学園長「みなさん、おはようございます!では朝の会を始めていきますよ~」 彩波「朝の会はじまった~♪」 学園中にチャイムの音が響き、朝の会が始まる。 学園長「ではまず今日から学校生活が本格的に始まるということで、簡単に説明を行おうと思います。この学園では講義制を採用しており、すべての講義に参加する必要はないのですが、一定の単位を取り、試験に参加することが必要とされています。」 ラウズ「話は聞いていたけど、やっぱり講義制なのか。毎日講義を受けるのは大変だけどそっちの方がまだマシに感じるよ。」 学園長「また、昼食に関しては食堂で給食を一人1セット無償で受け取れます。毎日みなさんのスマホに交換券を贈るのでそれで好きなタイミングで受け取ってください。」 颯斗「なんで無償なんですか?」 森近「僕の方から説明させてもらうと、この学園はほかの空間とつながっているという特徴を生かして、他の空間に寄付を行っているんだ。その見返りって感じだね」 学園長「ではそろそろ朝の会を終わります。これから頑張っていきましょう!」
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